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ヘルペスはゾビラックスを服用することで、治療をすることが出来ます

2020年01月09日
薬を飲んでいる男性

性器または口唇ヘルペスの症状が発症した場合でも、ほとんどの場合は何もしないで放置すれば1~3週間ほどで自然治癒します。ただし、自然治癒するまでの間は長期間にわたり患部がチクチクとした痛みの症状が続くことになります。性器や口の中に水ぶくれができた場合に、治療をせずに自然に治るまで我慢する人が多いようです。ヘルペスが発症しても放置しても自然に治りますが、薬を服用することで早く治癒させることができます。

ヘルペスの症状を起こす病原体はウイルスなので、細菌の増殖を抑える抗菌薬(抗生物質)を服用しても効果は期待できません。ヘルペスを早く治したい場合は、ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬が含まれる医薬品を服用または患部に塗布する方法があります。

1980年代に、ウイルスの増殖を抑える効果を持つアシクロビルを含む医薬品が発売されました。アシクロビルは世界初の抗ウイルス薬として知られている薬で、体内で単純ヘルペスウイルスが増殖をする働きを阻止する効果をもちます。ウイルスが増殖する際にDNAが合成されますが、DNAの材料とよく似た化学構造を持つ薬の成分が遺伝子の作成のために取り込まれます。

薬の成分はDNAの材料とよく似ていますが、分子は1箇所しか化学結合をすることができない構造になっています。このため薬の成分が合成途中の遺伝子に取り込まれると次の分子が結合することができなくなるので、DNAを伸ばすことができなくなります。DNAの伸長ができないとウイルスを複製することができないため、病原体の増殖が阻止される仕組みです。

ゾビラックスは世界初の抗ウイルス薬のアシクロビルを有効成分とする薬のひとつで、内服薬(飲み薬)・外用薬(軟膏)・点滴薬などがあります。飲み薬であればヘルペスが口の中や性器の粘膜に発症した場合にも有効なので、皮膚科や性病クリニックで治療を受ける際に処方されます。

内服薬タイプのゾビラックスは錠剤で、薬を飲むことで治癒を早めることができます。初期症状の段階ですぐに薬を飲み始めると、数日程度で症状が改善されます。性器・口唇ヘルペスの場合の服用期間は5日間で、治療期間中は毎日薬を飲む必要があります。発症した際の治療だけでなく、再圧を予防する目的でもゾビラックスを服用することができます。

ゾビラックスはヘルペス以外に、帯状疱疹に対しても有効です。帯状疱疹の治療に用いる場合でも1日5回に分けて服用しますが、1回に飲む薬の量に違いがあるので注意しましょう。