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ヘルペスは同じ食器を使ったり、タオルなどでうつることがあります

2019年12月27日
多色な錠剤と瓶

単純ヘルペスウイルス(1型)は、ほとんどの人が成人になるまでに子供の頃に感染します。発症すると皮膚や粘膜の表面に白い膿が溜まり、治癒するまでの間に排出されることがあります。患部から排出される膿の中には多くのウイルスが含まれていて、他の人に感染する恐れがあります。ヘルペスの病原体は非常に感染力が強く、皮膚の表面にある小さな傷を通して血中に侵入して感染すると考えられています。ヘルペスウイルスの感染経路はさまざまで、性交渉だけではなくて日常生活でも他の人にうつる恐れがあります。

口唇ヘルペスが口の中に発症すると、患部から大量のウイルスが排出されて患者の唾液の中に含まれるようになります。会話・くしゃみ・咳などの際にウイルスを大量に含んだ唾液が飛散すると、他の人に飛沫感染を起こしてうつってしまうケースがあります。同じ食器を使ったりタオルを共有することでも他の人に病原体がうつる場合があるため、子供でも感染します。このため、大半の人は大人になるまでにこのウイルスに感染してしまいます。

ヘルペスウイルスが活発化して発症すると皮膚の表面に膿が溜まり、治癒するまでに膿と一緒に大量の病原体が排出されます。病原体が大量に排出されている患部に他の人が接触すると、うつる危険性があります。このため、性器ヘルペスを発症中に性行為や疑似性行為などで患部に接触をした際に、病原体がパートナーにうつるケースは少なくありません。

1型のヘルペスウイルスは感染者数が多く、成人の大半がウイルスのキャリアであると考えられています。1型のウイルスは口内炎の形で発症する場合が多いので、日常生活で他の人にうつるケースが多いです。2型のウイルスは性器や臀部などの下半身に発症するケースが多いため、性行為が原因で他の人にうつることがあります。

ヘルペスの症状が発症していない間は、病原体は不活性な状態で神経の中で潜伏していると考えられています。活発化していないと増殖が起こらないので他の人にうつる可能性は低いですが、症状が出ていなくても体内でウイルスが活性化されて増殖が起こることがあります。増殖した病原体は不定期に性分泌液中に排出されることが知られていて、この時に性行為をするとパートナーに感染してしまいます。水ぶくれや潰瘍を発症していなくても性分泌液中に含まれるヘルペスウイルスが他の人に感染する恐れがあり、非常に感染力が強いといえます。